ChatGPT-4の料金&回数制限まとめ!
この記事では、ChatGPT-4の料金体系、利用時の回数制限、主要な機能について詳しく解説します。AIの活用を検討している個人で、GPT-4にアップグレードしようか迷っている方は参考にして下さい。
料金は月間20ドル(約3000円)
料金 | 学習データ | |
ChatGPT-3.5 | 無料 | 2021年9月 |
ChatGPT-4 | 月20ドル | 2023年4月 |
ChatGPT-4の料金は月間20ドルです。
「ChatGPT Plus」という扱いになり、ChatGPT3.5よりも高度な生成機能を使えるようになります。
「Team」というプランでは、複数名で利用することができ、メンバー同士でチャットすることができます。
料金は参加人数×25ドル(毎月)です。
個人で使う分には、「ChatGPT Plus」で問題ないでしょう。
回数制限は3時間に40回まで!
ChatGPT-4の利用においては、3時間に40回までというリクエストの回数制限が設けられています。
回数制限については情報が錯綜していますが、公式ページに3時間で40回までと書かれています。
Higher message limits for GPT-4 (July 19, 2023)(GPT-4のメッセージ制限が高くなる(2023年7月19日))
We’re doubling the number of messages ChatGPT Plus customers can send with GPT-4. Rolling out over the next week, the new message limit will be 40 every 3 hours.
(ChatGPT Plusのお客様がGPT-4で送信できるメッセージの数を2倍にしています。来週に展開され、新しいメッセージ制限は3時間ごとに40になります。)
https://help.openai.com/en/articles/6825453-chatgpt-release-notes
毎日仕事でChat GPTを使っていますが、1時間くらい使えない(2時間程度で制限がかかる)ことがたまにあります。
この制限はChat GPT3.5にはないので、高度な機能を必要としない場合は3.5を使ったり、マイクロソフトのBingを使ったりすることで、制限がかかるのを抑えることができます。
画像の回数制限もある!上限は1日約100枚
ChatGPT-4には画像生成の回数制限もあります。これは日間上限で、3時間のリクエストとは別に設けられています。
生成回数の上限がくると、画像生成リクエストをしても、次のようなメッセージが返ってきます。
You’ve hit your daily maximum number of images. To ensure the best experience for everyone, we have rate limits in place. Please wait for the next day before generating more images. Your daily maximum will reset in 55 minutes.
画像の日間最大数に達しました。皆さんに最高の体験を保証するために、私たちは制限を設けています。もっと画像を生成するには、次の日を待ってください。日間の最大数は、55分後にリセットされます。
このアラートが出たのは午前2時05分のことで、リセットされるのは午前3時になります。
前日の午前3時に画像生成はしていないので、リセット時間が午前3時だと考えられるかもしれません。
生成した画像枚数を数えてみると106枚でした。
100枚を超えると制限がかかると思っておいて良いでしょう。
BingのDesignerもDALL-Eなので、制限がかかったときはそちらを使っていますが、サイズの指定ができないところは少し不便ですね!
ChatGPT-4の機能
ChatGPT-4で使える主な機能は次のとおりです。
- 高度なテクスト生成
- 添付データを学習させる
- ブラウジング機能の利用(2023年9月27日以降)
- 画像生成AI「DALL-E」の利用(2023年10月16日以降)
- GPTs(有料メンバーが作ったGPT)の利用(2024年1月10日以降)
- メモリ(前に教えたことを覚える機能)の利用(2024年4月29日以降)
GPT-4では、添付ファイル(PDF)などを学習させることができるので、外部データを用いた生成にも強いです。
また、ブラウジング機能が利用できることにより、2023年4月以前の学習データに縛られず、最新の情報からテクストを生成することもできます。
ChatGPT-4は、その前身であるモデルよりも高度な自然言語理解と生成能力を持っています。
特に、文章の要約、言語翻訳、情報検索、知識ベースの質問応答など、幅広い用途に対応しています。
また、教育や研究、ビジネスの各分野での応用も可能で、ユーザーが指定したスタイルやトーンでテキストを生成するカスタマイズ機能も注目されています。
ほかの生成AIとの料金比較
2024年現在、さまざまな生成AIが毎日のように新登場しています。
ここでは、Chat GPTと同じレベルで使える生成AIを3つ紹介します。
社名 | AIサービス | 料金 |
---|---|---|
Microsoft | 「Microsoft Copilot Pro」 | 月額3200円 |
「Gemini Advanced」 | 月額2900円 | |
Cloude | 「Cloude Pro」 | 月額20ドル(約3,000円) |
Open AI | 「Chat GPT4」 | 月額20ドル(約3,000円) |
各社のAIは、Chat GPT3.5の位置付けとなる無料プランを持っていますが、ここでは有料版だけを比較します。
金額を見ると、それぞれ同じくらいの価格です。
それぞれに特徴があるので、用途に合わせて選ぶのが良いでしょう。
サービス名 | 長所 | 短所 |
---|---|---|
Microsoft Copilot Pro | Excel、Word、PowerPoint、Outlookなどのツールと統合してスムーズに連携し利用することができる。出典も表示される | Microsoft製品を使わない場合はメリットが少ない |
Gemini Advanced | 回答パターンを3つ提示してくれる。出典も表示される | iPhoneとiPadに専用アプリがなく、Googleアプリ上で動かさないといけない 最上位版が日本語対応していない |
Cloude Pro | とにかく日本語に強く、表現力が高い。 | 画像生成ができないなど、日本語に長けている以外は性能が低い |
Chat GPT4 | テキスト生成や画像生成、GPTsやメモリ機能などできることが多い | なんでもできるがゆえに、ほかのサービスのような目立った特徴がない |
ChatGPT-4は、日々の業務効率化や情報検索、クリエイティブな内容生成に役立てることが可能です。
ほかの生成AIとの比較しても、ChatGPT-4はそのコストパフォーマンスと機能の豊富さで、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢です。特にライト層には使いやすいので、はじめて生成AIを使う人はChatGPT-4がおすすめです。
AI技術の進化を活かし、より賢く、より便利なデジタルライフを実現するために、ぜひChatGPT-4の導入を検討してみて下さい。